TST新作朗読劇
ネット配信公演


新作・帰郷   改訂版・枷


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※ご好評を受けて、10月31日まで視聴期間を延長 !!
※9月中にご購入の方の視聴期間も、延長されます


 今回の配信は、東京、池袋のシアターKASSAIにて2020年9月24日に上演した朗読劇2作品です。感染症対策の為、劇場では無観客として上演したもので、お客様のPCやスマートフォンでお楽しみ頂く公演です。





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ご視聴の案内
★元々は劇場からの生配信を目指しましたが、安定した配信をお約束する為、録画による時間差配信とさせて頂きます。

★ご視聴は、本日より10月31日(土)23:00まで、いつでも、何度でもご覧いただけます。

★視聴にはまず、動画鑑賞券(URL)をお求めください。お支払い方法はクレジットカードか銀行振込でお願いしています。

★クレジット決済完了、お振込み完了から12時間以内にお客様のメールアドレスに鑑賞券(URL)をお届けします。

★ご鑑賞頂けるのは、本人様、及び同居のご家族に限らせて頂きます。

★ご鑑賞券のお求めは、
  ⇒ こちらをクリック

 



帰郷



 十八で故郷の町を捨て、一人都会で暮らす哲哉の元に、二十五年ぶりに異母兄弟の兄から手紙が届く。 手紙の内容は、哲哉に父の死を知らせ、残された遺産の相続権を放棄するよう求めるものだった。
 この兄は、かつて哲哉を妾の子と呼び、幼かった哲哉に暴力をふるい続けた男だった。
『二十五年かけて、やっと忘れかけていたのに…』
 蘇った憎悪を胸に、故郷に舞い戻る哲哉。
 しかし、二度と帰らないと誓った筈の町で、哲哉は祭りの太鼓を耳にする。かつて傷ついた哲哉の心を捉え、唯一癒してくれた、この町の太鼓…そしてその町には今も、幼かった哲哉の手をとって太鼓の手ほどきをしてくれた恩人、彦治が住んでいた。老人となった彦治との再会…そして、彦治が語る思いがけない真実が…。

(上演時間:約40分)


       出演
          長野 耕士 
     桐山  浩一
     圡屋  浩太郎
     大塚  紘子
     菊地  秀樹
     高瀬  育海
     波子  
   









 
枷(かせ) 改訂版




 ある日、目を覚ますと、俺は拉致されて見知らぬ穴の中に転がされていた。
 俺の足は、黒い枷と鉄の鎖で壁に繋がれていた。
 穴の入り口に目をやると、男が火をおこして何やら煮炊きをしている。顔も知らない男だ。
 誰かに頼まれたか、身内の恨みでも晴らす為に、こんなことをしたんだろう。自慢じゃないが、心当たりならあり過ぎる程ある。修羅場だって幾度も経験してきた。その度に俺は、舌先三寸、口から出まかせ、生まれ持った機転の利く頭で、乗り切ってきたんだ。
 確かに状況はかなり悪いが、今度だって俺は必ず…。

(上演時間:約40分)



       出演
          長野 耕士 
     桐山  浩一
     高瀬  育海
   
   
   
   
   




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― 東京ストーリーテラーとは ―



 物語性の高いオリジナルの戯曲を上演する演劇集団です。家族の情愛、人と人の心の絆、命の尊厳、そしてその愛おしさなど、時代の変遷で色褪せるべきでない普遍的な価値が団体のテーマです。役者を「舞台上のかたりべ」と位置づけ、戯曲に書かれたセリフ一つ一つに、「かたりべ」が情熱と魂を注ぎ込み、極限まで磨き上げる、その舞台の幕が下りた時、観終わったお客様の心の中でドラマが始まる、そんな舞台を目指します。




   お問い合わせ先
  090-4912-3354
  tokyo-st@rhythm.ocn.ne.jp